今回紹介するのはプレステ3 エミュレータ一覧
・プレステ3 エミュレータ一の特徴
・PS3エミュを最大限楽しめるおすすめ周辺機器
・エミュや海外サイトを安全に利用する上での対策方法
上記疑問に関して細かく解説していますのでご参考に!!!
ページコンテンツ
プレイステーション3/PS3 エミュの開発状況

2025年現在、PlayStation 3(PS3)エミュレーターの開発は大きな進展を遂げています。
特に、オープンソースのエミュレーター「RPCS3」は、商用ゲームの高い互換性を実現し、多くのタイトルがプレイ可能となっています。さらに、Android向けの移植プロジェクト「RPCSX-UI-Android」も登場し、モバイルデバイスでのPS3ゲームプレイへの期待が高まっています。
また、SonyはPlayStation 5上でのPS3エミュレーションを計画しており、公式な後方互換性の提供に向けた動きも見られます。これらの進展により、PS3の名作タイトルを現代のハードウェアで再び楽しむことが現実のものとなりつつあります。
PS3 エミュレーターのスペック動作要件
区分 | 最低スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
CPU | Intel Core i5-8400 / Ryzen 5 2600以上 | Intel Core i7-12700K / Ryzen 7 5800X以上(AVX2必須) |
GPU | GTX 1050 Ti / RX 570以上(Vulkan対応) | RTX 3060 / RX 6700 XT以上(4Kや重タイトル向け) |
RAM | 8GB | 16GB以上(デュアルチャネル推奨) |
ストレージ | SSD(HDD非推奨)、20GB以上の空き容量 | NVMe SSD推奨、より高速なローディングを実現 |
対応OS | Windows 10/11 64bit / Linux / macOS | Windows 11 / 最新Linux(Ubuntuなど) |
API対応 | Vulkan 1.1以上(OpenGLでも可だが非推奨) | Vulkan推奨、CPU/GPUドライバ最新版も重要 |
2025年現在、PlayStation 3(PS3)エミュレーターを快適に動かすには、高いCPU性能とVulkan対応GPUが求められます。
以下に代表的なエミュ「RPCS3」を基準に、最低スペック・推奨スペックをまとめます。
低スペックPCでも軽い2D系タイトルや初期PS3ソフトなら動作可能ですが、3Dの大作系やフルHD描画で安定させるには中~上級クラスの構成が求められます。
ゲーム画質を4Kや高画質設定で楽しみたい場合はゲーミングPCが必須になります。
あまりパソコン知識がなくどのパソコンを選べばいいか分かたない方は、トラブルが起きた際に返品することが可能なアマゾンでの購入をお勧めします。
⇒Amazon内でのゲーミングパソコンのセール情報はこちらから!!
PS3エミュレーターを遊ぶ際に必須なアイテム

プレイステーション3 エミュレータを利用するならPS3のゲームデータが必須になります。
【PS3xのゲームデータを用意】
プレイステーション3 エミュレータの主な起動ファイル形式は“PS3ファイル”

お持ちのPS3ソフトをパソコンを介して吸い出しすることで“PS3ファイル”は抽出されますので特に難しい変換作業等は必要ありません。
- Windowsパソコン
- 外付けドライブ
- HDD・SSD保管機器
- 遊びたいPS3ソフト
ゲームROMの吸い出し方法の中ではかなり簡単な方なので下記記事を参考に!!
↑PS3のROMデータの吸い出し方法手順
吸出しが完了したら、わかりやすい場所に保存しておきましょう。
PS3のソフトは一本あたり1~10.0GB前後の容量になり、パソコンの容量に不安がある場合は心もとありません。事前に外付けHDD・SSDを用意することを進めます。
・外付けハードディスク
・外付けSSD
SSDの場合だとゲームのロード時や動作が快適になります。
海外サイトなどからROMをダウンロードすることは??

「吸い出しの手順めんどいなぁ-」
と思ったそこのあなた!! 確かにGoogleなどの検索からROMデータを検索すれば違法ダウンロードサイトなどに飛ぶことはできますがかなりのリスクがあります。
↑こちらのサイトから簡単に手に入れることができるがやめておこう!
エミュレータは合法ですが、所有していないゲームのROMをダウンロードすることは著作権侵害と見なされます。一部の企業では、既に所有しているゲームの「バックアップコピー」を作成してもかまいませんが、これも常に許可されているわけではありません。
ROMはオンラインで無料で入手できますが、ダウンロードは許可されません
安全に利用したいならVPNがおすすめ。
エミュレータ導入には海外サイトにアクセスする必要があり日本のサイトに比べてウィルスや通信傍受の危険性が高いのでできればセキュリティを高めるために接続の匿名性に優れたVPNを導入することを勧めます。
VPNとは??
「Virtual Private Network」の略。
簡単に言うと仮想の「専用回線」を使って、インターネットを利用することができます。
IPアドレスを自由に変更することができるので匿名性が向上します。
無料のサービスもありますが、回線品質が悪く速度が遅い問題があります。
そのため、回線品質が良い「NordVPN」等が人気です。

↑こんな感じで各国にあるサーバーをワンクリックで使用できるので匿名性は抜群!
プレイステーション3/PS3エミュの一覧

エミュレータ名 | おすすめ度 | 対応デバイス | BIOS | 日本語 |
---|---|---|---|---|
RPCS3 | ★★★ | MAC・Windows・Linux | 必須 | O |
Nucleus | ★☆☆ | Android | 不要 | X |
NeutrinoSX2 | ★☆☆ | Windows / Linux / BeOS | 必須 | X |
プレイステーション3 ソフト |
←PS3ソフトはこちらから |
では早速プレステ3エミュについて解説していきます。
個人的にお勧めは星三つのエミュでどのゲームタイトルも快適に遊ぶための機能や互換性を有しています。そのほかにも独自の機能を搭載しているものも、気になったエミュを導入しましょう。
また詳しい導入方法も別記事で紹介していますので参考に。
おすすめ度★★★:RPCS3

PlayStation3 エミュレーター『RPCS3』 | |
---|---|
公式サイト | RPCS3 |
費用 | 完全無料(オープンソース) |
機能 | ・商用PS3ゲームの高い互換性(9000本以上対応) ・4K/60FPS描画、Vulkan・OpenGLサポート ・セーブステート、スクリーンショット撮影 ・オンラインマルチプレイ(RPCN) ・チート・MODサポート、フレームリミッター調整 ・各種コントローラー対応(DualSense/DualShock/XInput) |
BIOS | BIOSは不要・ただし公式サイトから**PS3ファームウェア(PUPファイル)**のインストールが必要 |
日本語 | UIは英語(翻訳は一部のみ) |
スマホ | 非対応(PC専用) |
対応OS | Windows / Linux / macOS / FreeBSD |
強み | 世界初&唯一の実用的なPS3エミュレーター |
RPCS3は、Windows、Linux、macOS、FreeBSDに対応したオープンソースのPlayStation 3(PS3)エミュレーターです。
2011年に開発が始まり、現在ではPS3の商用ゲームを高い互換性でプレイ可能です。VulkanやOpenGLを用いた描画に対応し、4K解像度や60FPSでのプレイも実現しています。
DualShock 3/4、DualSense、XInputコントローラー、キーボード、マウスなど多様な入力デバイスに対応し、セーブステートやネットプレイ(RPCN)などの機能も備えています。
【動作時の画像】


動作には公式のPS3ファームウェアのインストールが必要です。Steam DeckなどのハンドヘルドPCでも動作し、PS3の名作タイトルをPCで快適に楽しめる実用的なエミュレーターです。
下記の記事からRPCS3のくわしい導入法の手順を画像付きで紹介しています。
↑RPCS3の導入・設定方法はこちらから
おすすめ度★:Nucleus

PlayStation3 エミュレーター『Nucleus』 | |
---|---|
公式サイト | Nucleus |
費用 | 完全無料(オープンソース) |
機能 | ・PS3の低レベルエミュレーション(初期ブート段階まで) ・ファームウェアのロード・デコード ・メモリ管理・仮想アドレス空間の再現 ・ELFローダーやシステムコール実装など、技術解析に特化 |
BIOS | BIOS不要(ただし、keys.xmlなどのファームウェア関連ファイルが必要) |
日本語 | 非対応(英語のみ/技術者向け) |
スマホ | 非対応(PC専用) |
対応OS | Windows / Linux(macOSは非公式サポート) |
強み | PS3アーキテクチャの解析・研究向けに特化 |
Nucleusは、Alexandro Sánchez(別名AlexAltea)氏が開発したオープンソースのPlayStation 3(PS3)エミュレーターです。C++で記述され、WindowsおよびLinuxに対応しています。
このプロジェクトは、PS3の低レベルエミュレーションと移植性を重視して設計されました。ただし、開発は初期段階で停止しており、商用ゲームの起動には対応していません。
一般ユーザー向けではなく、PS3のアーキテクチャ研究やエミュレーション技術の検証を目的とした開発者向けのプロジェクトです。
【動作時の画像】

動作には、ユーザーが正規のPS3ファームウェアから抽出した「keys.xml」ファイルが必要です。
おすすめ度★:Andstation 3

PlayStation3 エミュレーター『Andstation 3』 | |
---|---|
公式サイト | Andstation 3 |
費用 | 無料(実験的プロジェクト/非公式配布) |
機能 | ・Android上でRPCS3を動かすための多層エミュレーション構成 ・FEX-Emuによるx86_64 → ARM64命令変換 ・Termux + proot + DebianでLinux仮想環境を構築しRPCS3を実行 ・ごく一部の軽量2Dアプリが起動可能(例:設定画面) |
BIOS | BIOSは不要だが、**PS3公式ファームウェア(.pup)**の導入は必要 |
日本語 | UIは英語(AndroidアプリとしてのUIは存在しない) |
スマホ | 対応(ただし高性能Android限定/推奨はSnapdragon 8 Gen以上) ※実用性は極めて低い |
対応OS | Android(root不要)+Linux仮想環境経由 |
強み | 理論的にはAndroidでRPCS3を起動可能にした唯一の構成 |
Andstation 3は実用的なPS3エミュではなく、「AndroidでRPCS3が起動できるか」を試すハック的プロジェクトです。
FEX-Emuを利用してx86_64命令をARM64に変換し、Termux-prootを介してLinux環境をエミュレートする多層構造を持ちます。しかし、この複雑な構造により、CPUオーバーヘッドやグラフィック遅延、メモリ管理の問題が発生し、ほとんどのPS3ゲームの実用的なプレイは困難です。
ゲームプレイには非推奨で、動作も不安定・超低速です。開発者や好奇心旺盛なユーザー向けの実験用ツールです。
PS3エミュレータを実機並み・以上に楽しめるアイテム
PS3エミュレーターを実機以上に快適&高画質で楽しむためのアイテムを以下に紹介します。画質・操作感・没入感すべてを強化できます。
コントローラー・ゲームパッド
基本的にUSB・ワイヤレスどちらも対応しております。純正品特にDualShockコントローラーは遅延が少なく、PS3感覚の操作を再現。Steam連携や無線プレイも可能。
↑お持ちのPS3コントローラーを使用したい方はこちら
やっぱり【 コントローラーも使い慣れたPS2コントローラーがいい】方は、端子をUSBに変換してくれるアダプターを利用しましょう。
少々値段は張りますがパソコンだけではなく、PS3やPS4にも使用できるようになるのでおすすめ。
144Hz or 4Kモニター(HDR対応)
PS3エミュレーター(特にRPCS3)で4Kモニターを利用する最大のメリットは、実機では不可能な超高画質で名作ゲームを蘇らせられる点にあります。
内部解像度を4Kにスケーリングすることで、ポリゴンのジャギーが消え、テクスチャも滑らかに。UIや字幕も鮮明に表示され、目の負担も軽減されます。

実際に比べてみるとその差は歴然といったところ。リマスターとして再発売されていない過去の名作を今の時代の最高画質で甦らすことができる。
4Kモニターはエミュを利用する際のメリットを最大限増幅させてくれるアイテムでしょう!
拡張コントローラー
PS3エミュレーターでアーケードコントローラ(アケコン)を使用することで、格闘ゲームやシューティング、アーケードスタイルのタイトルを実機以上の没入感で楽しめます。
アーケードスティック
HORI製の「ファイティングスティックα for PlayStation®5, PlayStation®4, PC」は、公式ライセンスを受けた高性能アーケードスティックです。
HORI独自の「HAYABUSA」レバー&ボタンを採用し、素早く正確な入力が可能で筐体は簡単に開閉でき、内部パーツの交換やカスタマイズが容易なのも嬉しい点。
格闘ゲーム愛好者やアーケードスタイルのゲームを本格的に楽しみたい方のおすすめ!
太鼓型コントローラー
PCSX2で太鼓型コントローラー(タタコン)を使うのは、ただの操作手段じゃない――それは本物の“祭り”を手の中に甦らせる体験です。
コントローラーのボタンじゃ味わえない打撃感と実機感そのまま筐体のようにバチを振ることができるのは非常に魅力的。
このコントローラーは幅広いOSに対応しているのでエミュ以外にも利用できるのがいい。
エミュ専用マシン
ポータブルゲーミングPCを利用することでいつでもどこでもPS2を楽しむことが出来る。
スマホ画質のエミュであれば持ち運びも用意ですが、残念ながらスマホ対応エミュの場合[カスタマイズ性・画質]には妥協が必要になります。
ただポータブルゲーミングPCの場合はPC版とそん色なく利用できます。
60fps化やワイドスクリーン化MOD・新要素MODなども導入可能。
まとめ
今回は【2025年版】プレイステーション3 エミュレータ一覧【PS3・プレステ3】についての解説でした。
またエミュレーターにはさまざまなゲーム機エミュがございます!
ファミコンから最新機種のswitchなどが開発されていますので
下記の記事を参考に好みのゲーム機エミュを導入してみましょう!!
↑こちらからゲームエミュの設定・使い方の一覧をまとめています
また先程ご紹介したNordVPNでは現在期間限定で2年プランが68%オフ
さらに無料プランが当たるチャンスも実施されているそうです。期間限定で1ヶ月・1年・2年プランが無料で追加の可能性も・・・!
3ステップで簡単に設定可能なのでセキュリティに不安な方はお得な今のうちにVPNのお試しを利用してみてはいかがでしょうか?
AVX2命令に対応したCPUが絶対条件(非対応CPUでは起動不可)
Vulkanに未対応のGPU(Intel HD旧世代や古いRadeon)は非対応・不安定
RPCS3ではスレッド数の多いCPUより高IPCのシングル性能が重要
高負荷タイトル(『MGS4』『Demon’s Souls』など)はGPUよりCPUがネックになるケース多し