【2025年版】PCエンジン エミュレータ一覧【PC Engine】

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

 

 

1987年にNECとハドソンが共同開発した「PCエンジン(TurboGrafx-16)」は、当時としては革新的なグラフィック性能と豊富なゲームライブラリで多くのファンを魅了しました。2025年現在、この名機を現代のデバイスで再現するエミュレータが多数登場しています。

代表的なエミュレータには、Windows向けの「Ootake」や、マルチプラットフォーム対応の「Mednafen」​​dows、macOS、Linux、Androidなどのプラットフォームに対応しており、ユーザーのニーズに応じた選択肢が揃っています。

本記事では、2025年時点で利用可能なPCエンジンエミュレータを紹介し、それぞれの特徴や対応状況を解説します。エミュレータを活用することで、PCエンジンの名作を再び楽しむことが可能です。

 

 

今回紹介するのはPCエンジン エミュレータ一覧

・PCエンジン エミュレータ一の特徴
・PCエンジンエミュを最大限楽しめるおすすめ周辺機器
・エミュや海外サイトを安全に利用する上での対策方法

 

上記疑問に関して細かく解説していますのでご参考に!!!

 

 

 

PCエンジン エミュの開発状況

 

​​2025年現在、PCエンジン(TurboGrafx-16)エミュレータの開発は成熟期を迎え、複数の高精度なエミュレータが登場しています。

中でも「Mednafen」は、HuCard、CD-ROM²、Super CD-ROM²、SuperGrafx、PC-FXに対応し、RetroArchのBeetle PCE Fastコアとしても利用可能です。

さらに、「Ootake」はWindows向けの定番エミュレータで、CD-ROM²やSuper CD-ROM²、Arcade Card対応ソフトの高い互換性と軽快な動作が特徴です。これらのエミュレータの進化により、PCエンジンの名作を現代の環境で快適に楽しむことが可能となっています。

 

PCエンジン エミュレーターのスペック動作要件

区分 最低スペック 推奨スペック
CPU Intel Pentium III / AMD Athlon XP 以上 Intel Core i3 第2世代以上 / AMD A4以上
GPU 内蔵グラフィックス(Intel HD Graphics 2000以上) 任意(エミュの描画負荷は非常に軽いため内蔵で十分)
メモリ 512MB 2GB以上
ストレージ 数十MB〜数GB(ROM・CDイメージの保存用) SSD推奨(CD-ROM²系の読込高速化に有効)
OS Windows XP / Vista / 7 / macOS / Linux Windows 10 / 11 / 最新macOS / Ubuntu等の最新Linux
API / ドライバ DirectX 9.0c / OpenGL 2.0以上 OpenGL 3.3 / SDL2対応グラフィックスドライバ
解像度対応 オリジナル 256×239 スケーリングで720p〜1080p(スキャンライン・シェーダー使用時)

 

以下に、PCエンジン(TurboGrafx-16)エミュレーター(主に「Mednafen」「Ootake」「RetroArch(Beetle PCE Fast)」「Geargrafx」など)を動作させるための最低スペック推奨スペックを表形式でまとめました。

 

備考
  • Ootake:Windows専用、軽快かつ高互換で日本語GUI対応。初心者に人気。

  • Mednafen / Beetle PCE Fast(RetroArch):高精度な再現性を誇る定番コア。

  • Geargrafx:新鋭でUIが洗練されており、マルチOS対応も進んでいる。

 

軽量設計が多いため、古いPCやラズパイでも実用レベルで動作可能です。CD-ROM²やSuper CD-ROM²の利用を想定する場合のみ、ストレージとCPU負荷を少し考慮するとよいです。

ゲーミングに特化していないパソコンでも、古いゲームのため問題なく動作することが多いです。ただゲーム画質を4Kや高画質設定で楽しみたい場合はゲーミングPCが必須になります。

 



あまりパソコン知識がなくどのパソコンを選べばいいか分かたない方は、トラブルが起きた際に返品することが可能なアマゾンでの購入をお勧めします。

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PCエンジン エミュレーターを遊ぶ際に必須なアイテム

 

PCエンジンエミュを利用するならPCエンジンのゲームデータが必須になります。

 

【ACのゲームデータを用意】

PCエンジンエミュの主な起動ファイル形式

 

お持ちのACソフトをパソコンを介して吸い出しすることで“ファイル”は抽出されますので特に難しい変換作業等は必要ありません。

 

吸い出し時に用意する物

 

ゲームROMの吸い出し方法の中ではかなり簡単な方なので下記記事を参考に!!

 

 

↑PCエンジンのROMデータの吸い出し方法手順

 

 

PCエンジンのソフトは一本あたり1.0GB前後の容量になり、FF7やFF8などのCD-ROM4枚組となれば2GB以上食う形になりスマホの容量に不安がある場合は心もとありません。

エミュレータを使用するなら大容量のHDDを用意しておくと入れ直す手間が省けて快適!!

 

吸出しが完了したら、わかりやすい場所に保存しておきましょう。

ゲームのデータはかなりの容量を食うため、パソコンの内部容量に保存しているとすぐに容量限界を起こします。事前に外付けHDD・SSDを用意することを進めます。

 

・外付けハードディスク


・外付けSSD

 

 

SSDの場合だとゲームのロード時や動作が快適になります。

 

海外サイトなどからROMをダウンロードすることは??

 

「吸い出しの手順めんどいなぁ-」

と思ったそこのあなた!! 確かにGoogleなどの検索からROMデータを検索すれば違法ダウンロードサイトなどに飛ぶことはできますがかなりのリスクがあります。

 

↑こちらのサイトから簡単に手に入れることができるがやめておこう!

 

エミュレータは合法ですが、所有していないゲームのROMをダウンロードすることは著作権侵害と見なされます。一部の企業では、既に所有しているゲームの「バックアップコピー」を作成してもかまいませんが、これも常に許可されているわけではありません。

ROMはオンラインで無料で入手できますが、ダウンロードは許可されません

 

 

安全に利用したいならVPNがおすすめ。

 

エミュレータ導入には海外サイトにアクセスする必要があり日本のサイトに比べてウィルスや通信傍受の危険性が高いのでできればセキュリティを高めるために接続の匿名性に優れたVPNを導入することを勧めます。

 

VPNとは??

Virtual Private Network」の略。
簡単に言うと仮想の「専用回線」を使って、インターネットを利用することができます。
IPアドレスを自由に変更することができるので匿名性が向上します。

無料のサービスもありますが、回線品質が悪く速度が遅い問題があります。
そのため、回線品質が良い「NordVPN」等が人気です。

 

↑こんな感じで各国にあるサーバーをワンクリックで使用できるので匿名性は抜群!

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NORDVPNのレビューはこちらから!!

↑実際に使用して感じたメリット・デメリットまとめ

 

 

PCエンジン エミュの一覧

エミュレータ名 おすすめ度 対応デバイス BIOS 日本語
MagicEngine ★★★ MAC・Windows・Linux 必須 O
Mesen ★★★ Android 不要 X
Ootake ★★☆ MAC・Windows・Linux・IOS・Android 不要 X
npce ★★☆ Android 不要 X
NeutrinoSX2 ★☆☆ Windows / Linux / BeOS 必須 X
PCエンジン ソフト ←PCエンジンソフトはこちらから

 

では早速PCエンジン エミュについて解説していきます。

個人的にお勧めは星三つのエミュでどのゲームタイトルも快適に遊ぶための機能や互換性を有しています。そのほかにも独自の機能を搭載しているものも、気になったエミュを導入しましょう。

また詳しい導入方法も別記事で紹介していますので参考に。

 

 

おすすめ度★★★:MagicEngine

PCエンジン エミュレーター『PCSX2』
公式サイト MagicEngine
費用 必要。MagicEngineは有料のクローズドソースエミュレータで、無料の5分間制限付きデモ版が提供されています。フルバージョンの価格は€15 EURです。
機能 HuCard、SuperGrafx、CD-ROM、Super CD-ROM、Arcade Cardの完全なエミュレーションに対応。 高精度で高速なエミュレーション。 ゲームのセーブ/ロード機能。 使いやすいグラフィカルユーザーインターフェース。 最大5人までのプレイヤーに対応。
BIOS 不要
日本語 UIは英語のみ
スマホ 非対応(Android/iOS非対応)
対応OS Windows、macOS
強み PCエンジンの各種ゲーム形式に対する高い互換性と精度を誇る

 

MagicEngineは、NECのPCエンジン(TurboGrafx-16)およびその派生機種(SuperGrafx、CD-ROM²、Super CD-ROM²、Arcade Card)に対応した高精度なエミュレータです。

Windows、macOS、DOSに対応し、BIOS不要でCD-ROMゲームの起動が可能です。ゲームのセーブ・ロード、最大5人までの同時プレイ、直感的なGUIを備え、快適な操作性を提供します。シェアウェアとして提供されており、未登録版では5分間のプレイ制限があります。

ただし、開発は2008年のバージョン1.1.3を最後に停止しており、ISOファイルからのCDゲーム起動には対応していません現在では、OotakeやRetroArchなどの無料で活発に開発が続けられている代替エミュレータも存在します。

 

 

【動作時の画像】

 

下記の記事からMagicEngineのくわしい導入法の手順を画像付きで紹介しています。

 

↑MagicEngineの導入・設定方法はこちらから

 

 

おすすめ度★★★:Mesen

PCエンジン エミュレーター『Mesen』
公式サイト Mesen
費用 完全無料(オープンソース)
機能 HuCard、CD-ROM²、Super CD-ROM²、Arcade Card、SuperGrafxなど、PCエンジン関連のゲーム形式に対応。 セーブステート、リワインド、オーバークロック、ビデオフィルター(例:xBRZ、hq4x)、チートコード、ネットプレイなど、多彩な機能を搭載。 高精度なサイクル単位のエミュレーションを実現。
BIOS HuCard形式のゲームには不要。CD-ROM²やSuper CD-ROM²形式のゲームには、対応するBIOSファイル(例:Super CD-ROM System v3.0)が必要。​
日本語 UIは英語のみ
スマホ 非対応(Android/iOS非対応)
対応OS Windows、Linux、macOS
強み 多彩な機能と高精度なエミュレーションにより、快適なゲームプレイを実現

 

Mesenは、Windows、Linux、macOSに対応したマルチシステムエミュレータで、PCエンジン(TurboGrafx-16)およびその拡張機能(CD-ROM²、Super CD-ROM²、Arcade Card)に対応しています。

HuCardおよびCD-ROM形式のゲームをサポートし、BIOSファイルの読み込みによりCD-ROMゲームの起動が可能です。セーブステート、リプレイ機能、デバッグツール、ビデオフィルターなどの高度な機能を備え、ユーザーは高精度なエミュレーション体験を享受できます。

Mesenは、NES、SNES、Game Boy、Game Boy Advance、マスターシステム、ゲームギア、ワンダースワンなど、複数のシステムに対応しており、PCエンジンのエミュレーションにおいても高い互換性と精度を提供しています

 

 

【動作時の画像】

 

 

おすすめ度★★:Ootake

PCエンジン エミュレーター『Ootake』
公式サイト Ootake
費用 完全無料(オープンソース)
機能 HuCard、SuperGrafx、CD-ROM²、Super CD-ROM²、Arcade Cardなど、PCエンジン関連のゲーム形式に対応。 セーブステート、スクリーンショット撮影、フルスクリーン表示、ゲームパッド対応などの基本機能を搭載。 CD-ROMゲームのプレイには、物理CD-ROMドライブまたは仮想ドライブ(例:Daemon Tools)を使用して、ディスクイメージをマウントする必要がある 。
BIOS HuCard形式のゲームには不要。CD-ROM²やSuper CD-ROM²形式のゲームには、対応するBIOSファイル(例:Super CD-ROM System v3.0)が必要
日本語 ○(UIは日本語)
スマホ 非対応(Android/iOS非対応)
対応OS Windows
強み PCエンジン関連のゲーム形式に幅広く対応し、高い互換性と精度を誇る

 

Ootakeは、Windows向けに開発された無料のPCエンジン(TurboGrafx-16)エミュレータで、HuCARD、CD-ROM²、Super CD-ROM²、SuperGrafx、Arcade Cardなどの拡張機能に対応。​

高精度なエミュレーションを実現し、セーブステート、スクリーンショット、フルスクリーン表示、スキャンライン表示の切り替えなど、多彩な機能を備えています。​CD-ROMゲームの起動にはBIOSファイル(syscard.pce)が必要で、物理CD-ROMドライブまたは仮想ドライブを使用してゲームを読み込むことができます

ISOファイルからの直接起動には対応していませんが、CD-Rに書き込むことでプレイ可能です。​日本語のインターフェースを採用しており、直感的な操作が可能です。

​最新バージョンは3.04で、公式サイトからダウンロードできます。

 

 

【動作時の画像】

 

 

おすすめ度★:npce

PCエンジン エミュレーター『npce』
公式サイト npce
費用 完全無料(オープンソース)
機能 HuCard、CD-ROM²、Super CD-ROM²、Arcade Card、SuperGrafxなど、PCエンジン関連のゲーム形式に対応。 セーブステート、ジョイスティック対応、スクリーンショット撮影、オーディオ録音、ビデオ録画などの基本機能を搭載。
BIOS HuCard形式のゲームには不要。CD-ROM²やSuper CD-ROM²形式のゲームには、対応するBIOSファイル(例:Super CD-ROM System v3.0)が必要。​
日本語 UIは英語のみ
スマホ 非対応(Android/iOS非対応)
対応OS Windows
強み 軽量でありながら高性能で、古いPCでも快適に動作

 

npceは、Windows向けに開発された日本製のPCエンジン(TurboGrafx-16)エミュレータで、HuCARD、CD-ROM²、Super CD-ROM²に対応しています。

2002年に最終バージョン0.10+0.08が公開され、現在も動作可能です。CD-ROMゲームの起動にはBIOSファイルが必要で、物理CDドライブからの直接起動が可能です。

また、チート機能を標準搭載しており、アドレスと値を入力することでゲーム内の改造が行えます。ネットプレイ、スクリーンショット、ムービー録画などの機能も備えていますが、64bit版Windowsでは動作しない可能性があるため、32bit環境やXP以前のOSでの使用が推奨されます。

 

 

PCエンジン エミュレータを実機並み・以上に楽しめるアイテム

 

PCエンジンエミュレーターを実機以上に快適&高画質で楽しむためのアイテムを以下に紹介します。画質・操作感・没入感すべてを強化できます。

 

コントローラー・ゲームパッド


 

基本的にUSB・ワイヤレスどちらも対応しております。純正品特にDualShockコントローラーは遅延が少なく、PS2感覚の操作を再現。Steam連携や無線プレイも可能。

 

エミュ専用マシン

 

ポータブルゲーミングPCを利用することでいつでもどこでもPS2を楽しむことが出来る。

スマホ画質のエミュであれば持ち運びも用意ですが、残念ながらスマホ対応エミュの場合[カスタマイズ性・画質]には妥協が必要になります。

ただポータブルゲーミングPCの場合はPC版とそん色なく利用できます。


60fps化やワイドスクリーン化MOD・新要素MODなども導入可能。

 

 

結論:PCエンジン エミュのおすすめは??

 

PCエンジンのエミュレータで最もおすすめなのは「MagicEngine」と「Mesen」です。

 

MagicEngineに向いているユーザー
  • 🖥️ 古くからのレトロゲーマーでPCエンジン世代の人
     → 実機を知っているユーザーからの信頼が厚い。

  • 💰 多少の費用(約$20)を払ってでも安定性を求めたい人
     → 商用ソフトとして丁寧に作られており、フル機能版は有料。

  • 🎮 CD-ROM²・SUPER CD-ROM²などもフルに遊びたい人
     → CD音源対応が非常に安定、音飛びなし。

  • 🧩 難しい設定やBIOS導入に慣れている中~上級者
     → BIOSは必須、構成もやや古めのUIで知識が求められる。

  • 🧓 レトロなUIも含めて”当時の雰囲気”を楽しみたい人
     → 実機風の再現を重視するなら間違いなし。

 

Mesenに向いているユーザー
  • 🆕 新しめのUIと高機能なオープンソースエミュが好きな人
     → Mesen2はUIが洗練されており、設定も直感的。

  • 🧪 ピクセル単位の再現や詳細なデバッグ機能を使いたい人
     → 開発者やROMハッカー向けの機能が豊富。

  • 📂 ROM・CD両対応で操作性も重視する中級者以上
     → CD-ROM系にも対応(BIOS必須)、操作は快適。

  • 🎨 フィルター・拡大縮小・シェーダーなど画質調整を楽しみたい人
     → レトロ画質からクリーンHDまで幅広く対応。

  • 👾 ファミコン・スーファミなど他レトロ機種もまとめて遊びたい人
     → Mesen2でPCE/NES/SNESが一括管理可能。

 

本来はファミコン用として名高い高精度エミュ「Mesen」の最新版(Mesen2)では、PCエンジンも正式サポート中。

以下の記事で詳しく導入・設定方法を紹介していますのでご参考に!!

 

 

↑MagicEngineの導入・設定方法はこちらから

 

 

 

まとめ

 

今回は【2025年版】PCエンジン エミュレータ一覧【PC Engine】についての解説でした。

 

またエミュレーターにはさまざまなゲーム機エミュがございます!

ファミコンから最新機種のswitchなどが開発されていますので
下記の記事を参考に好みのゲーム機エミュを導入してみましょう!!

 

↑こちらからゲームエミュの設定・使い方の一覧をまとめています

 

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