前回の記事にてPC、android上で果たして
ps vitaのエミュレーター実現するのか?という記事を書かせて頂いたのだが
今回は更に踏み込んで動作可能まで開発が進んでいる
現行携帯機エミュレーター最高スペックの3DS エミュレーター 『Citra』を
交えながら3DS、PS Vitaのスペック比較を行い
PS Vitaエミュレーターの開発年数について
自分なりの考察を入れながら考えていきたいと思います!!
(あくまで素人なりの考察ですので温かい目で見てやってください笑)
3DS、PS Vitaのスペック差は??
ではまず同時期に発売された次世代携帯機3DS、PS Vitaのスペック差に
ついて比較していきたいと思う!!
![](http://pcgamer-12.com/wp-content/uploads/2017/07/hgsdhjadghsa.jpg)
2011年2月26日に発売された3DSの最大の特徴は裸眼3Dディスプレイ搭載
3Dメガネを利用せずとも3D表示を可能にした。
グラフィック機能は前項機DSから大幅にグラフィック性能が
上がりWiiのソフトがほぼそのまま移植できたことから
Wiiと同等のスペックと言われている。
wiiの名作『アンリミテッドワールド』をほぼ劣化なく移植した際は
かなり話題になった覚えがある!!笑
![](http://pcgamer-12.com/wp-content/uploads/2017/07/fhvdijsgvuhdgbszvf-300x168.jpg)
2011年12月17日に発売されたPlayStation Vitaの最大の特徴は何と言っても
携帯機に似つかわしくない美しいグラフィック性能だろう!!
携帯ゲーム機で初めて有機ELディスプレイを搭載しており、
総画素数 960×544、約1677万色同時表示
通常のモニターで約1677万色同時表示ですからゲームとして機能かつ
モニターを必要迄に高性能にしている点はこだわりの一言だ!
(第二世代で液晶パネルが変更されているが・・・笑)
PS3のグラフィックとさほど差がなく描写されており
psvita ps3 性能差は大幅の違いはない印象だ。
勿論携帯機ゲームですから描写物などが減らされ処理を軽く
してはいるのであえて言うならpsvitaはPS2.5と言った感じか・・・
具体的なスペック差について触れよう!!
![](http://pcgamer-12.com/wp-content/uploads/2017/07/vklfsdnkvnfdkjvfd.png)
上の表は実際に使用されている3DSとPS VITAのスペック表だ!
まずゲーム演算処理に欠かせないCPUから比較していこう。
3DSのCPUはデュアルコア(コア2つ)、クロック数が266MHz
PS VITAのCPUはクアッドコア(コア4つ)、クロック数が800MHz
予備知識がなくてもなんとなく数字の大きいPS vitaの
ほうが性能が良さそうな気がしますよね笑
CPUのコアとはCPU の中心部分で最も重要な場所になります。
実際に処理を担当している物がコアでありコアが多ければ多いほど
複数のコアで処理を分担することが出来ます
賢い皆様ならもうお判りかと思いますが
3DSのコアは2つ、PS VITAのコアは4つ
(PS VITAは3コアをゲーム用に、残り1コアをOSなどシステムで共有してはいるが・・・)
単純に考えてもコア数の多くそれに加え
クロック数も上ですからCPUは圧倒的な性能差でPS Vitaに軍配が上がります。
ではグラフィックを描写するために不可欠なGPUはどうだろう??
大手メーカーのGPUを採用していないため具体的な比較資料が無いが
3DSの画面解像度は上画面 800×240(3D表示時) 400×240(2D表示時)
VITAの画面解像度は総画素数 960×544
画面解像度は言わずもがなだが3DSやVITAの実際のポリゴン性能に大幅な違いがある。
3DSのポリゴン性能は言って(約150万ポリゴン/秒)
しかしVITAはその13倍(2000万ポリゴン/秒)
一秒間に表示できるポリゴン数にここまで大幅な差がありますから
画面解像度の違いを抜きにしてもGPUに性能差があることは明らかだ!
さてスペック編最後のメモリに関してだ!
3DSはメインメモリ:128MB VRAM:4MB
VITAはメインメモリ:512MB VRAM:128MB
メインメモリはOSなどを含めた全体の処理の容量
VRAMはグラフィック処理用のメモリになりどちらも
容量が多ければ多いほど一度に重い処理を展開できる。
メモリはあくまで容量なのでマシンの処理自体には即決しない。
しかし容量が足りなければカクツキなどを起こすので
PS VITAはそれだけ高負荷のゲームに有利になります。
3DSエミュ『Citra』から見るPS Vitaエミュの実現年数は?
3つの項目を比較しPS Vitaが圧倒的にスペックが高いことが
証明されたが現状スペック要求の高い3DSエミュ『Citra』の要求スペックから
PS Vitaエミュの実現年数は考察していこう。
3DSエミュ『Citra』はまだ開発が安定してなくソフトによっては十分なスペックでも
動作が安定しないことが多々あるが2Dのみならず3Dゲーも物によっては
快適に動作しますのでそちらを基準に要求スペックを出すと
CPU:Intel Core i7 4770K以上
RAM:6GB以上
GPU:Geforce GTX 970以上
現状据え置き機で一番要求スペックの高いPS3エミュ「RPCS3」は
CPU:Intel Core i7 6700K以上
RAM:12GB以上
GPU:GTX1070~GeForce GTX 1080以上
なのではないかと踏んでいる・・・・
となると間のスペックであるPS Vitaエミュの要求スペックは
CPU:Intel Core i7 4790K以上
RAM:8GB以上
GPU:GTX1060以上
がかなり妥当なところになりそうだ。
自分のパソコンのスペックを調べたい方は??↓
というのもエミュレータを動作させるには実機の数倍のマシンパワーが
必要でPS VitaよりスペックのたかいPS3が動作範囲内に差し迫って
いることから現状でのマシンパワー不足でPS Vitaエミュを動かせないことは
考えられない。
となると問題は実機のセキュリティー(プロテクト)問題
前世代機であるDSもPSPもハックされ放題、改造され放題でネット上でダウンロードしたソフトデータを
実機にインストールしプレイし放題とやられ放題だった。
そのため次世代機では両者とも強固なプロテクトを
掛けハックを防いでいたのだがしばらく前にハックに成功したらしい。
それが功を制して?笑3DSのエミュも実現してますから
PS Vitaも遠くない未来でエミュレータは可能だと思います。
それも数年以内ですね。
スペック的に厳しければ最低でも5年以上ですが
スペックに問題はありませんからあとはOS等を再現するシステム的な
問題になります。ハックが成功してことによりさらにPS Vitaの内部構造が
詳しくわかりますからエミュレータへの道は明るいと言っていいでしょう!!
早くて1年遅くても3年が目安になると思います!
あくまで考察ですので確定は出来ませんがかなり高い確率・・だと思いたい笑
詳しい開発状況などは出回ってはいませんが
新たな情報を期待して待ちたいと思います。
↑PSVitaのエミュが登場!!
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