自作DIYエミュレータ機器 モジュラー型ゲームコンソール「GameShell」の組み立て利点

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海外クラウドファンディング:Kickstarterで出資をしていた「GameShell」。目標金額である5万ドルの約6倍の29万ドル(約3300万円)を調達し、見事製品化を果たしました!

このゲームコンソールは世界初のモジュラー型のゲームコンソールで、メインボード、スクリーン、バッテリー、キーパッド、スピーカーの5つの独立したモジュールで構成されており、マルチエミュレータ:RetroArchを搭載しているので多くのレトロゲームも楽しめます

オープンソースのゲームボーイのような見た目の携帯ゲーム機
中身はLinuxなので、自作ゲームや、アプリ、エミュレータが動きます

携帯ゲーム機。2017年のKickstarter以降、国内では入手困難となっており、個人的に、ゲーム好きのみならず、ガジェット好きにも絶対に刺さるゲーム機だと思うので、簡単に紹介したい。

 

 

 

「Gameshell」とは??

 

 

Gameshell」は、オープンソースを採用した世界初のモジュラー型携帯ゲーム機。モジュラー型とは、メインボード、キーパッド、液晶、バッテリー、スピーカーなどの機能をモジュールとして分割したもの。購入時にはこれらのモジュールがバラバラになっているため、使用するにはユーザー自身の手で組み立てる必要がある。

 

「Gameshell」の利点・特徴は??

 

 

Gameshell」は、モジュールの交換・追加によって、機能の拡張や変更が可能になっている。例えば、本体背面にボタンを追加したり、ボタンの配置を好みの配置に変更することができる。将来的には、メインボードをより性能の高いものに交換したり、バッテリー容量をより大きいものに変更したりできると面白そうだ。

また、プログラミングによって欲しい機能やアプリを自由に追加可能で、自身で作成したものはもちろん、世界各国のユーザーが作成したアプリケーションを追加することも可能になっている。本体にはWifiやBluetoothなどの各種通信機能も搭載されているので、発想次第では面白いアプリケーションが実現できそうだ。

モバイルゲーム機としても機能も充実しており、本体には懐かしのゲーム機のエミュレータが標準で搭載されている。ユーザーがROMを用意すればすぐにプレイ可能になっているので、プログラミングやPC操作が苦手な方でも、普通の携帯ゲーム機として利用する事ができるし、十分楽しめるだろう。

 

「Gameshell」の利点・特徴は??

 

 

 

キットから構築したレトロゲームハンドヘルド、GameShell。プラスチック片を切り取って切り取り、回路基板を挿入し、ワイヤーを接続し、はめることで古いゲーム、エミュレートされたタイトル、そして自作ソフトウェアをプレイできます。なんといっても自作は嬉しいですよね!

Clockworkの人々は、GameShellを動かす小さな開発ボードであるClockworkPiを作成しました。これは、クアッドコアのCortex-A7 CPU、Mali GPU、および1GB DDR3メモリを搭載した小型チップです。

Wi-FiとBluetooth、モニターに出力するためのマイクロHDMIポート、そしてストレージ用のマイクロSDカード用のスロットがあります。携帯用エミュレーター箱のための優秀な基盤です。

 

↑ゲームを大量に入れて持ち運ぶためのマイクロSDカードは必須です!!

ClockworkPiと一緒に、GameShellは毎秒60フレームで動作する2.7インチTFT RPGディスプレイも持っています。方向パッド、ABXYボタン、そしていくつかの追加入力を備えた入力ボードがあります。小型の2チャンネルスピーカー、3.7Vの1200 mAh充電式バッテリー、そしてGameShellのケースの裏側にはめ込むことができる5つの追加ボタンのオプションの列もあります。

これらすべてがGameShellキットに含まれているものです。

 

実際の組み立ては特段難しくは有りません。ClockworkPi、コントローラーパッド、ディスプレイ、バッテリーの4つの主要モジュールが、それぞれ独自のプラスチックハウジングに収められており組み立てたら、ケーブルでClockworkPiを他の3つのユニットに接続します。

ゲームボーイ風のプラスチック製のハウジングに2対2で積み重ねられています。スピーカーバーがメインバーに差し込まれており、ユニットがカチッと鳴っるまで押し込めば簡単に組み立てられます。

 

 

 

 

「Gameshell」のサイズ感は??

 

 

GameShell」のサイズ感・見た目は最高です。本体の大きさは137 x 84 x 24mm(横幅は固定パーツを除く、重量:199g(バッテリー含む)です。実際に持ってみると手になじむフィット感で好印象です。

 

 

いったん組み立てられると、GameShellは小さなハンドヘルドLinuxデバイスです。キットに付属の16GBマイクロSDカードには、Debian 9 ARMhfとLinuxメインラインのKernel 4.1xをベースにしたClockwork OSがあらかじめロードされています

RetroArchを搭載しており、スーファミとジェネシスのゲームが快適に動作します。オリジナルのプレイステーション、スタンドアロンエミュレータありますので各機器を対応できています。

バッテリー容量は1050mAh、連続稼働時間は約3時間です。個人的にはこのゲームコンソールにちょうどいいバッテリー持ちな気がします

 

「Gameshell」のカスタマイズ性

 

 

GameShellは、そのゲームボーイのルックアンドフィールと快適に反応するコントロールで、ゲームをプレイするのに最適!!

私は、ゲームメーカーやエレクトロニクス愛好家がシステムを最大限に活用できるようになると思います。

これはプリセットC、Python、Lua、JS、LISPプログラミング言語をサポートし、PICO 8やLOVE2Dを含む多数の小規模ゲームエンジンをサポートします。オープンソースのハードウェアなので、ユーザーはそれを自由に分解し、他の装置に接続し、カスタマイズすることができるのでライトユーザーもハードユーザーも楽しむことができます。

モジュラー型のゲームコンソール「GameShell」には、交換できる外装ケースが用意されています。外装ケース(表面・裏面)を組み合わせて自分好みに交換できます。

標準では4ボタンしかないのでゲームタイトルによっては快適なゲームプレイは楽しめませんふぁそういった問題を解決できるモジュールが「LightKey」で追加モジュール「LightKey」で、L1/L2 & R1/R2ボタンを追加できます。

 

まとめ

 

 

Gameshell」を買って、アプリケーションを開発するもよし、ひたすらゲームを楽しむもよし。購入者によって幅広い楽しみ方や使い方ができる、魅力的なガジェットだ