今回紹介するのはプレステ4 エミュレータ一覧
・プレステ4 エミュレータ一の特徴
・PS4エミュを最大限楽しめるおすすめ周辺機器
・エミュや海外サイトを安全に利用する上での対策方法
上記疑問に関して細かく解説していますのでご参考に!!!
ページコンテンツ
プレイステーション4/PS4 エミュの開発状況

プレイステーション4(PS4)のエミュレータは、開発は依然として初期段階にあります。
2025年現在、PS4エミュレーターの開発は急速に進展しており、中でも「ShadPS4」は注目株です。
『Bloodborne』や『Red Dead Redemption』といった3Dタイトルの起動に成功し、互換性リストには300本以上のゲームが「プレイ可能」と登録されています。
他にも、Free Pascal製の「fpPS4」や低レベル仮想化ベースの「Orbital」といったプロジェクトも並行して開発が進められており、PS4エミュレーションは次世代の実用段階に近づいています。
PS4エミュレーターのスペック動作要件
Component | Minimum Requirements | Recommended Requirements |
---|---|---|
OS | Windows 10 (64-bit), Linux | Windows 10 (64-bit), Linux |
CPU | Intel Core i5-7500K, AMD Ryzen 5 1400 | Intel Core i7-120000K, AMD Ryzen 7 2700X |
RAM | 8GB | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1080, AMD Radeon R9 290 | NVIDIA GeForce GTX 3080, AMD Radeon RX Vega 64 |
Storage | 100GBの空き容量 | 200GBの空き容量 |
その他 | DirectX 11, OpenGL 4.5 | DirectX 12, Vulkan |
2025年現在、PS4エミュレーター(ShadPS4/fpPS4など)を快適に動作させるためのスペック要件は、他世代機に比べて高めです。以下に最低・推奨スペックを表にまとめました。
現状満足に動作するエミュがないためあくまで予想になりますが、最適化されれば上記程度のスペックで動くようになると思われます。
4K描画・60FPS化・FSR補完を狙うなら、RTXシリーズ以上+高クロックCPUが理想です。
まだ開発途上とはいえ、ハイエンド環境なら既に実用レベルで動くゲームも増加中です。
PS4エミュレーターを遊ぶ際に必須なアイテム

プレステ4 エミュを利用するならPS4のゲームデータが必須になります。
【PS4のゲームデータを用意】
お持ちのPS4ソフトを改造済みのPS4を介して吸い出しすることで“ファイル”は抽出されますので特に難しい変換作業等は必要ありません。
- Windowsパソコン
- 改造済みのPS4
- HDD・SSD保管機器
- 遊びたいGB/GBC/GBAソフト
ゲームROMの吸い出し方法の中ではかなり簡単な方なので下記記事を参考に!!
↑ROMデータの吸い出し方法手順
PS4のソフトは一本あたり数十GB前後の容量になり少なめですが、他のエミュも遊ぶならパソコンの容量は心もとありません。
・外付けハードディスク
・外付けSSD
SSDの場合だとゲームのロード時や動作が快適になります。
安全に利用したいならVPNがおすすめ。
エミュレータ導入には海外サイトにアクセスする必要があり日本のサイトに比べてウィルスや通信傍受の危険性が高いのでできればセキュリティを高めるために接続の匿名性に優れたVPNを導入することを勧めます。
VPNとは??
「Virtual Private Network」の略。
簡単に言うと仮想の「専用回線」を使って、インターネットを利用することができます。
IPアドレスを自由に変更することができるので匿名性が向上します。
無料のサービスもありますが、回線品質が悪く速度が遅い問題があります。
そのため、回線品質が良い「NordVPN」等が人気です。

↑こんな感じで各国にあるサーバーをワンクリックで使用できるので匿名性は抜群!
プレイステーション4/PS4エミュの一覧

エミュレータ名 | おすすめ度 | 日本語 | 対応デバイス | BIOS | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
ShadPS4 | ★★★ | X | Windows・Linux | 不要 | |
fpPS4 | ★★ | X | Windows・Linux | 不要 | |
Orbital | ★ | X | Android | 必須 | |
GPCS4 | ★ | X | Windows・Linux・Mac・Android・Switch・Vita | 必須 | |
Obliteration | ★ | X | Windows・Linux・Mac | 必須 | |
プレイステーション4ソフト | ←PS4ソフトはこちらから |
では早速プレステ4 エミュについて解説していきます。
個人的にお勧めは星三つのエミュでどのゲームタイトルも快適に遊ぶための機能や互換性を有しています。そのほかにも独自の機能を搭載しているものも、気になったエミュを導入しましょう。
また詳しい導入方法も別記事で紹介していますので参考に。
おすすめ度★★★:ShadPS4

PS4エミュレーター『Orbital』 | |
---|---|
公式サイト | ShadPS4 |
費用 | 完全無料(オープンソース/公式GitHubより入手可能) |
機能 | ・PS4ゲームの起動・実行(一部タイトルはプレイ可能) ・FSR(AMD FidelityFX Super Resolution)対応 ・HDR出力対応 ・セーブ/ロードステート機能 ・FPSリミット調整、解像度スケーリング ・UI内でのファームウェアマウントとゲーム起動管理 ・最新バージョンでチートコード・描画設定拡張中 |
BIOS | 正規のPS4本体からファームウェアの抽出が必要(自力での吸い出し前提) |
日本語 | UIは英語のみ |
スマホ | 非対応(Windows / Linux / macOS専用) |
対応OS | Windows 10/11(64bit)、Linux、macOS(Apple Silicon含む) |
強み | 開発進行が最も早いPS4エミュレーター |
ShadPS4は、Windows、Linux、macOS向けに開発された無料のオープンソースPlayStation 4エミュレーターで、C++で記述されています。
開発は2022年10月にGeorge Moralis氏によって開始され、彼は以前にPS1エミュレーター「PCSX」やPS2エミュレーター「PCSX2」の開発にも携わっていました。
このエミュレーターは、PS4のゲームをPC上でプレイ可能にすることを目指しており、現在では『Bloodborne』や『Dark Souls Remastered』、『Red Dead Redemption』などのタイトルが動作するようになっています。
特に『Bloodborne』は、2024年7月時点でキャラクター作成画面まで進行可能となり、同年8月にはクラッシュなしでゲームを起動できるようになりました。
ShadPS4の最新バージョンであるv0.7.0(2025年3月リリース)では、AMDのFidelityFX Super Resolution(FSR)やHDRサポート、キーボードとマウスの入力リマッピングなどの機能が追加され、エミュレーション体験がさらに向上しています。
ShadPS4は、PS4ゲームをPCで楽しみたいユーザーにとって、有望な選択肢の一つとなっています。ただし、エミュレーターはまだ開発初期段階にあり、すべてのゲームが完全に動作するわけではないため、使用する際はその点を考慮する必要があります。
【動作時の画像】


なお、ShadPS4を使用するには、PS4のファームウェアモジュールを自身のコンソールから抽出し、エミュレーターの指定フォルダに配置する必要があります。
これにより、ゲームの互換性と安定性が向上します
おすすめ度★★:Orbital

PS4エミュレーター『Orbital』 | |
---|---|
公式サイト | Orbital |
費用 | 無料 |
機能 | ・PS4ファームウェアの仮想化(ユーザーモード+カーネルモード) ・UEFI起動、セーフモードまでの動作を実現 ・GPU/CPU/メモリ/ストレージなどの仮想ハード再現 ・研究用ログ取得、ハードウェア呼び出しのトレース |
BIOS | PS4ファームウェア(自身の実機から吸い出し)必須 |
日本語 | 未対応 |
スマホ | 非対応(PC専用) |
対応OS | Windows / Linux / macOS(CLI操作+技術者向け) |
強み | PS4の内部アーキテクチャをハードレベルで正確に再現 |
Orbitalは、開発者AlexAltea氏によって作られた、PS4向けの低レベル仮想化型エミュレーターです。
WindowsとLinuxに対応し、PS4のファームウェアを実行可能にすることを目指しています。ゲームプレイ用ではなく、システム起動やセーフモード動作など、PS4のハードウェア動作を忠実に再現・解析するための研究開発向けツールです。
Orbitalはゲーム起動目的ではなく、仮想マシン型エミュレーターとしてPS4をシステムレベルで模倣する特殊な存在です。商用ゲームは動作しませんが、PS4の構造を知るうえで重要な研究ツールです。
【動作時の画像】

おすすめ度★★:fpPS4

PS4エミュレーター『fpPS4』 | |
---|---|
公式サイト | fpPS4 |
費用 | 無料 |
機能 | ・PS4の一部商用ゲームの起動(2D中心) ・キーボード/マウス/XInputコントローラー対応 ・簡易GUIによるゲーム起動と設定 ・ログ出力とデバッグ情報の表示 ・部分的なグラフィックス・オーディオ出力(進行中) |
BIOS | PS4のBIOSファイル不要(互換レイヤーとして動作) |
日本語 | UIは英語のみ |
スマホ | 非対応(Windows 64bit専用) |
対応OS | Windows 7/10/11(64bit) ※AVX2対応CPU必須(古いCPUでは動作不可) |
強み | 低スペックでも一部ゲームが起動可能 |
fpPS4は、Red-Prig氏が開発するWindows向けのPlayStation 4(PS4)エミュレーターで、Free Pascalで記述された軽量な互換レイヤー型エミュです。
商用ゲームの一部が起動可能で、2Dゲームを中心に100本以上がプレイ可能とされています。BIOS不要で導入が簡単ながら、AVX2命令対応の64bit CPUが必須で、Vulkan対応GPUも推奨されます。
キーボード・マウス・XInput対応のゲームパッド入力に対応しており、今後の発展が期待される実用型エミュレーターです。
【動作時の画像】


おすすめ度★★:GPCS4

PS4エミュレーター『GPCS4』 | |
---|---|
公式サイト | GPCS4 |
費用 | 無料 |
機能 | ・PS4のGPU(Gnm API)やシステムコールの再現処理 ・簡易的なGUIなし(CUI/コンソールベース) ・『We Are Doomed』などごく一部の2Dゲームを起動可能 ・グラフィックデバッグ用ログ取得 |
BIOS | 不要(PS4ファームウェアなしで動作) |
日本語 | 未対応 |
スマホ | 非対応(Windows 64bit専用) |
対応OS | Windows 10/11(64bit)※DirectX 12環境推奨 |
各種設定 | GPU命令の再現を目指す技術研究目的のPS4エミュ |
比較的新しいPS4エミュレータで、特定の商用ゲームが動作することが確認されています。
このエミュレータは、PS4のGPUコマンドを処理することに焦点を当てており、グラフィックのレンダリングに関して大きな進展を見せています。

しかし、完全なゲームプレイを実現するにはまだ多くの課題が残っています。
GPCS4の開発者は、GPUエミュレーションの精度向上や、さらなるゲーム互換性の拡大を目指して、継続的に作業を進めています。
おすすめ度★★:obliteration

PS4エミュレーター『Obliteration』 | |
---|---|
公式サイト | Obliteration |
費用 | 無料 |
機能 | ステートセーブ |
BIOS | 不要 |
日本語 | 未対応 |
スマホ | 未対応 |
対応OS | Windows・Linux・Mac |
各種設定 |
Obliteration は、Windows、Linux、macOS 用の実験的な PS4 エミュレーターです。プロジェクトは現在開発中であり、まだゲームを実行できません。
各プラットフォームのネイティブバイナリを備えたクロスプラットフォーム。ジェイルブレイクされた PS4 から復号化されたファームウェアを取得するための FTP クライアントが組み込まれています。また組み込みの PKG ファイルは偽の PKG をサポートします。
PS4エミュレータを実機並み・以上に楽しめるアイテム
PS4エミュレーターを実機以上に快適&高画質で楽しむためのアイテムを以下に紹介します。画質・操作感・没入感すべてを強化できます。
コントローラー・ゲームパッド
基本的にUSB・ワイヤレスどちらも対応しております。純正品特にDualShockコントローラーは遅延が少なく、PS2感覚の操作を再現。Steam連携や無線プレイも可能。
144Hz or 4Kモニター(HDR対応)
通常のモニターでも内部レンダリングを高解像度化することで、高画質の映像を楽しむことが出来ますがより美麗なグラフィックを求めるならモニターにもこだわりたいところ。
4Kモニターはエミュを利用する際のメリットを最大限増幅させてくれるアイテムでしょう!
拡張コントローラー
PS4エミュで“ゲームセンター(アーケード)”のような体験をするなら、以下の**アーケードコントローラー(アケコン)**が最高に相性バツグンです。
格ゲー・STG・レース・アクションなどにドンピシャ。
アーケードスティック
HORI製の「ファイティングスティックα for PlayStation®5, PlayStation®4, PC」は、公式ライセンスを受けた高性能アーケードスティックです。
HORI独自の「HAYABUSA」レバー&ボタンを採用し、素早く正確な入力が可能で筐体は簡単に開閉でき、内部パーツの交換やカスタマイズが容易なのも嬉しい点。
格闘ゲーム愛好者やアーケードスタイルのゲームを本格的に楽しみたい方のおすすめ!
エミュ専用マシン
ポータブルゲーミングPCを利用することでいつでもどこでもPS2を楽しむことが出来る。
スマホ画質のエミュであれば持ち運びも用意ですが、残念ながらスマホ対応エミュの場合[カスタマイズ性・画質]には妥協が必要になります。
ただポータブルゲーミングPCの場合はPC版とそん色なく利用できます。
60fps化やワイドスクリーン化MOD・新要素MODなども導入可能。
まとめ
今回はプレイステーション4 エミュレータ一覧【PS4・プレステ4】についての解説でした。
またエミュレーターにはさまざまなゲーム機エミュがございます!
ファミコンから最新機種のswitchなどが開発されていますので
下記の記事を参考に好みのゲーム機エミュを導入してみましょう!!
↑こちらからゲームエミュの設定・使い方の一覧をまとめています
また先程ご紹介したNordVPNでは現在期間限定で2年プランが68%オフ
さらに無料プランが当たるチャンスも実施されているそうです。期間限定で1ヶ月・1年・2年プランが無料で追加の可能性も・・・!
3ステップで簡単に設定可能なのでセキュリティに不安な方はお得な今のうちにVPNのお試しを利用してみてはいかがでしょうか?
ShadPS4:実行にはPS4ファームウェアの抽出が必要(合法的に吸い出す必要あり)
fpPS4:Free Pascal製。起動にAVX2対応CPUが必須。GPU依存度も高め
Orbital:技術検証用。ゲーム起動は現状不可(スペック要件よりも知識必要)