かつて日本を席巻し”パソコン=PC-9801″
実はゲームも楽しむことができたパソコンだったのだ。ただ現在はPC-9801が手に入らない場合が多い。そんな方は PC版PC-9800エミュレーター「Anex86」がおすすめですがたまにエラーなんてことも・・・
今回は「Anex86」でエラー・フリーズ・音がならない・CTDなどのトラブルシューティング解決法を紹介します。
PC-9800エミュレータ『Anex86』とは??
Anex86とは、PC-9801互換機のEPSON PC-286/386/486/586シリーズのエミュレータ。
ほかのエミュに比べて動作する実機の安定性が高くパフォーマンス関連の不具合はほとんど発生しません。
エミュレーターで怖いのがプレイ中に突然エラーが発生しセーブできずやり直しになるパターンやゲーム動作時に遅延が起き遊ぶ上で支障が出ることは少ないです。
『Anex86』ゲームのトラブルシューティング
エミュレータとして動作しますが、完璧ではありません。
ビデオプラグインがエラーを起こしたり、ダウンロードしたゲームが部分的に破損している可能性があります。プレイしているゲームはあいまいで完全にはサポートされていないことも当然考えられます。問題のトラブルシューティングを行う方法に関する一般的なヒントを紹介します!!
『Anex86』事前確認
■ まずはソフトの動作状況を確認する。
ゲームを動作する上でのエラーで一番始めに考えられる原因はゲームの動作が公式的に動作水準に達していない可能性があります。
一応ゲームを吸い出す前にそのゲームが対応しているか確認しましょう
すべてのゲームソフトが網羅されているわけでは
ありませんが基本的なソフトの動作環境は揃っています
パソコンが動作スペックに達しているか??
そもそもお使いのパソコンが動作推奨スペックを満たしていない可能性があります。
スペックが足りなければ動作が重くなるのはもちろん描写バグや音ズレなどが起こりますので注意。
グラフィックボードに関しては下の記事で
スペック・消費電力・値段に対してのコスパなどを
まとめたGPU比較表を作成しましたのでご参考に!!
↑こちらからグラボ比較記事を参照ください
自分で自作せずに店頭で購入したり
自作PCをメルカリやヤフオクなどで購入した場合
グラフィックボードやメモリ・CPUなどの型番がわからない場合があります。
そんなときこちらのソフトを使用すれば
パソコン内で使用されているパーツの詳細を出してくれるので便利。
↑こちらからインストール手順と見方を紹介中!!
エラーなどの解決策
起動時にクラッシュする場合
これは多くの原因で発生する可能性があるため、注意が必要です。
①ほとんどの場合、これは、DirectXの最新バージョンがインストールされていないために発生します
こちらからダウンロードできます:DirectXエンドユーザーランタイムWebインストーラー (284 KB)
HDDから起動するとFDDを認識しない
自分が使用してるのがT98-NEXTでMS-DOS6.2なのですが、T98-NEXTからFDDにアクセスする場合はT98-NEXTの設定画面で仮装ドライブにイメージファイルを、実FDDに直接アクセスするには実ドライブを指定する必要があります。
仮装FDDではPC-98シリーズで利用可能な全FDD形式が扱えますが、実FDDはWindows8.1の制限で1.44MBのディスクしか扱えません。(PC-98で主力形式だった1.25MB形式のFDは使えません。機種によっては読み込みのみ可能かもしれませんが)
多分、Anex86も同様だと思います。参考にしてください。
PC98イメージHDIへMS_DOS起動ディスクをコピーしたが反映されない
そもそもHDIがフォーマットされていないはずだから、認識してないと思う・・・。
手順としては・・・1.HDIをまず読み込ませておく。
2.FDイメージでMS-DOS6.2を挿しておく。
3.FDから起動でMS-DOS6.2をインストールさせる。
4.インストール先をHDにする。
5.インストール作業時にHDがフォーマットされてHDにインストールする。この時点でMS-DOS6.2はHDのみで起動するようになるはず。エミュを起動する際はFDイメージは外しておくこと(あの辺のエミュはFDからブートしてたはずだから、挿したままだとFDから起動しちゃう。)。
ここからさらに
6.プレイしたいゲームのディスクを読み込ませる。
7.インストールする。
8.起動ディスクをHDとする。
ような作業をして初めてHDIを起動ディスクとしてゲームができたはず。
ゲームが動かない場合
1.オリジナルのゲームディスクにコピープロテクトが仕掛けてある。
PC-98シリーズ実機でコピーしたディスクでも質問者さんが経験された症状が出ればコピープロテクトが原因です。nfdmakeではコピープロテクトまでイメージファイル化できません。現在ではコピーツールを使用してコピープロテクトを外すことが違法となり禁止されているのでどうにもなりません。
2.PC-98シリーズ実機では問題なく動作するが、エミュでは動作しない。
t98-nextはエミュレータとしてPC-98シリーズを完全エミュレートしてません。98実機のBIOSやフォントをt98-nextに組み込んだからといってエミュレートの精度が多少上がる程度で非対応のソフトが動作するとは限りません。他のエミュレータでは動作する可能性はあります。
CTDの改善
ステップ1:パニックに陥らない
多くのゲームは動作し、常にバグを修正しています。
ステップ2:設定を変更する
一部の設定、特に速度を重視した設定は、クラッシュを引き起こす可能性があります。
[システム]には、設定をデフォルトにリセットする方法があります。まずこれを試してください。
ステップ3:ドライバーを更新する(PCのみ)
クラッシュしない他の素晴らしいゲームをプレイしても、ビデオドライバーが問題になる可能性があります。エミュレータは、他のほとんどのゲームでは使用されていないビデオドライバーの機能を使用する傾向があります。エミュレータの作成者は、この理由でビデオドライバーのバグを定期的に発見します。
オペレーティングシステムまたはドライバー(個別に提供されている場合)の更新が役立つ場合がよくあります。一部の古いビデオカードでは、特定のバージョンが最適に動作する場合があります。カードをフォーラムまたはGoogleで検索してください。
ステップ4 最新バージョンを試す
多くの場合、修正と更新を取得します。最新の安定バージョンを使用している場合でも、最新のgitビルドはより適切に動作する可能性があり、既に発生している問題を修正している可能性があります
まとめ
今回はPC-9800エミュ「Anex86」でエラー・フリーズ・音がならない・CTDなどのトラブルシューティング解決法!を紹介しました。