10年ほど現役で可動し続けたプレステ2
名作も数多く発売され、未だに遊んでも十分に楽しめる作品が多数存在します。
PS2にはDVDプレイヤーの機能の他にプレステ1の互換機能がついており
それは次世代機であったプレステ3にも受け継がれましたが
プレステ2の互換機能は初期版のPS3にしか搭載されず、
PS2を楽しみたいならPS3初期版を買うか、プレステ2を買うしかありませんでした。
その互換機能はPS4になっても搭載されることはありませんでしたがなんとPS4上で自作ソフトウェアや海賊版ソフトを動作させることができる、最大級のハッキングツールが公開されました。しかもPS4にLinuxをインストールできるばかりか、一部のPS2専用ソフトの動作までが実現するとのこと。
ただ残念ながら、このハックが利用できるのは、システムソフトウェア「バージョン4.05」のみ
2016年10月に配信された「バージョン4.05」はわずか1ヶ月後に
「バージョン4.06」でセキュリティホールの対策をされているためヤフオクなどで奇跡的に
「バージョン4.05」のPS4を見つけない限りプレイはできません。
しかしながら強固なPS4のセキュリティーを突破したとは驚きです。
ハッキング業界の実力者たちがお互いに協力しあい
手柄を独り占めせず、連携して攻略したため一般ユーザーでも利用できるようになったのだとか・・・
なぜこのようなハッキングが可能になったのかは2017年末にPS4の全てのメモリ領域に自由にアクセスできるカーネルモードで、電子署名のチェックをスキップすることであらゆるソフトを実行可能にする抜け穴が公開されたそうでそこからハッキングの糸口が見えたそうです。
これを使用することで
・PS4の海賊版ソフトをインストールできる
・PS4用のPS2エミュレーターまでも利用可能
・PS4にLinuxをインストール
・自作ソフトウェアの起動可能
など通常のPS4では考えられないような機能が追加されます。
さらにソニーの公式アーカイブスよりも、PS2との後方互換タイトルが大幅に増えたそう
海賊版のPS4用PS2エミュレータは、PS2の実機よりも4倍もの解像度やパフォーマンスが改善されるなど、様々な機能が搭載。その一例として、GTA3およびGTA Vice CityのPS2版とPS4エミュレーション版の比較動画が公開されています。
2015年位にソニーが「PS4でPS2エミュレータ開発中」と
報じられ懐かしのPS2を「ディスク互換で楽しめる」と思ったのだが
蓋を開けてみれば公式ストアのPS2アーカイブのみでディスクを持っていても
再度購入しないといけないという仕様。
ハッキングは自己責任ですし、そもそもゲーム本体自体が壊れる可能性もあります。
著作権の侵害以外に様々な弊害が予想される中で、
Xbox Oneは初代XboxおよびXbox 360ゲームの下位互換を実現し
ディスク起動も可能にしているのを見ると、可能なはずなのに実装しないのは正直疑問ですね・・・・
「PS4のPS2タイトルへのディスクを含めた下位互換」
実現してほしいところですね笑